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頃、マスコミでよく取り上げられる大きな話題のひとつが、「マスコミの将来について」である!?「近い将来、メディアの中心はインターネットになり、テレビをはじめとする旧メディアはそれに吸収されて滅亡していく」というような主旨のことを言った人がいる。しかし、こと健康や美容の情報については、そうとも言いきれないようだ。
現在、日本のサプリメント市場は1兆円を越えるといわれており、さらに急速に拡大しつつある。新しいサプリメントが次々に登場し、そのサプリメントを利用する人が増えてきている。昨日まで聞いたことも見たこともなかったものが、ある日をきっかけにケバケバしい手書きのPOPとともに、ドラッグストアの一番目立つ売り場に大量陳列され、飛ぶように売れている。
の「ある日」というのが、健康・美容をテーマとした情報バラエティ番組の放送日であるということはご存知のとおりである。インターネットの場合も、じわりじわりと時間をかけて同じような現象が起こるかもしれないが、テレビほどの即効性はない。実際、売り場のPOPにも「『○○大辞典』で大評判」とか「『○○○○○○テレビ』で大人気」などと書かれている。そのほうが消費者に伝わりやすいのであろう。検索サイトのGoogleで「サプリメント」をキーワードに検索してみると2,970,000件もの検索結果にヒットする。しかしその中身を見てみると、そこにもやはり、「『○○大辞典』で大評判」とか「『○○○○○○テレビ』で紹介された」などと書かれているサイトが多い。テレビの説得力、影響力を健康・美容といった新しい分野で実感できる。
て、読広生活者調査Canvassを見てみると、「健康・美容」の主な情報源となるメディアとして、確かにここ数年インターネットとする人が増えてはきている。しかし、トップのメディアは依然テレビであり、この数年だけをとって見ても減少傾向にはなく、むしろ若干伸びてきているのである。
こうして見てくると、あるサプリメントが売れていくきっかけになっているのは、テレビの情報バラエティの果たす役割が非常に大きいのだといえよう。そして、それを情報の保存性の高いメディアであるインターネットが補完しているというような形だと推察できる。
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