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└マクロ動向
1.平成14年度の
地価公示とその推移

2.新設住宅着工戸数
3.平成15年度の
地価公示とその推移


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- 第1回 平成14年度の地価公示とその推移 -
    国土交通省は毎年1月1日を基準日として3月末に全国の地価公示価格を公表するが今年も3月末に公表された。その概要は実質平成13年度の動向となるが以下のとおりである。

 -概要-
  • 平成13年の全国の地価の状況を概観すると、住宅地・商業地ともに下落幅が拡大した。

  • 三大都市圏においても、東京圏の商業地を除き下落幅が拡大したが、東京圏では、横ばいの地点が大幅に増加した。

  • 利便性・収益性の差や個別の地点のおかれた状況によって、地価の二極化・個別化がより進行している。

-1.三大都市圏-
(1) 住宅地・商業地ともに下落幅がやや拡大した。
(2) 住宅地の圏域ごとの動向を見ると、

  1. 東京圏については

    ・半数以上の地域で下落幅が拡大した。
    ・東京都区部では3年連続して下落幅が縮小し、特に東京都区部都心部の地価はほぼ横ばいに近づきつつある。
    ・ 渋谷区ではすべての地点で、港区ではほぼすべての地
    点で上昇や横ばいとなった。区全体としても、港区は2年連続上昇し、渋谷区は14年ぶりに横ばいに転じた。
    ・東京都区部においては、目黒区、大田区、江東区等10区で上昇や横ばいの地点があり、地域的広がりを見せている。さらに埼玉県や千葉県の東京近接地域でも、さいたま市で横ばいの地点が増加し、このほかにも新たに横ばいに転じた地点が現れた。

  2. 大阪圏については

    ・すべての地域で下落幅が拡大したが、大阪市のうち中心6区では2年連続して下落幅が縮小した。


  3. 名古屋圏については

    ・すべての地域で下落幅が拡大したものの、全体の下落幅は他の圏域と比べると小さい。
(3) 商業地の圏域ごとの動向を見ると、
  1. 東京圏については、

    ・大半の地域で下落幅が縮小し、東京都区部都心部の港区、中央区、渋谷区において上昇や横ばいとなった地点が増加した。
    ・立川市、海老名市等で上昇や横ばいに転じた地点が現れた。


  2. 大阪圏については、
    ・ 半数以上の地域で下落幅が拡大した。大阪市のうち中心6区では、引き続き1割以上の下落となったが、2年連続して下落幅は縮小し、高度商業地の一部の地点では下落幅の大幅な縮小が見られた。

  3. 名古屋圏については、

    ・ 大半の地域で下落幅が拡大したが、名古屋市では、前回公示で上昇に転じた地点が引き続き上昇又は横ばいとなった。

-2.地方圏-
(1) 住宅地・商業地ともに下落幅が拡大した。
(2) 人口10万人以上の地方都市の商業地では、1割以上の下落となったところが引き続き多く見られた。


→東京圏の地域別変動率表を見る

またその概要をバブル以降の10数年の推移で見ると以下のとおりである。
この表からも分かるように昭和51年から平成3年のバブル崩壊時まで16年間一貫して上昇しつづけた地価は、一転して平成4年から平成14年の初めまで11年間下落を続けている。
今後も一部、都市部での上昇地区が見られることは予想されるものの全体としては少子高齢化、日本経済の長期低迷とデフレ、企業業績の低迷・個人所得の減少等による逆資産効果など中長期的視点での需給面による下落要因が多いこともあって当分本格上昇することは考えにくい。

→公示価格年度別変動率表を見る

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