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なんだか忙しい日々だ。
昨年後半頃から、我が都市生活研究部には次から次とビックプロジェクトが目白押し。まあ、あまり『暇』ってのも精神衛生上良くなかったりするので文句も言えんのだが。それにしても夜10時頃になって「オッ、めずらしくみんな席にそろったね」とか、深夜12時過ぎてから「みんな、お先に!」なんてのが日常化してるってのもなぁ・・・。はたして世の人々もこんなに多忙、かつ不規則な生活をしているのだろうか?
ってなわけで、今回は東京都在住35〜44歳(筆者と同年代)の男性について、平日の生活サイクルが2001〜2005年の時系列でどう変化したかを見てみることにした。データには弊社が毎年調査をおこなっている読広生活者調査「CANVASS」を利用している。

上記表は、それぞれ回答時間を平均値にしたもの。
年別で「出社時間」が大きく変わるはずもないので、それに伴って「外出時間」、「起床時間」もほぼ決まってくる。個人的には、世の人たちがすごく早起きなのにまず驚いた。7時なんて、筆者は旅行に出かける時以外で起きていたことがない。なんせ「外出時間」の7時50分ですら、まだ夢の中なのだ。
「退社時間」は、近年になってやや遅くなっている。およそ50分の残業増。「帰宅時間」もそれにスライドして40分ほど遅くなる。近年の「帰宅時間」はおよそ9時。
「就寝時間」は各年とも12時20分頃。筆者なら「これからビデオの一本も見ようか」などと思う時間に、みんなもう寝ちゃうんだなぁ。それにしても「就寝時間」の平均値だけは経年変化がまったく無いというのが驚きだ。みんな実にきっちりと睡眠時間を確保している。その代わり、近年では残業時間の50分ぶん、単純にプライベートタイムが短くなっているということになるが。
平均値的には、これが東京都の40歳前後男性の平日における生活サイクル像。
これを、回答者の時間帯別分布状況も含めて見たものが以下のグラフになる。折れ線グラフで見ると、また違ったものが見えてくる。
朝の動き(「起床時間」「外出時間」「出社時間」)はそれぞれ頂点が40%に達する1点ピークの山型であり、時系列で見てもさほど変化はない。
大きく違うのは「退社時間」、「帰宅時間」といった夕方以降の動き。2001年で1点ピークの山型に近かったものが、2003年、2005年では山型が崩れ、「退社時間」は台地のように、「帰宅時間」はふたこぶになっている。つまり、人(あるいは職種)によって残業する、しないの差がひらいて来た。またその後の動きも、真っ直ぐ帰る派か、遅くまで遊んで帰る派か、の二派にはっきり分かれるようになって来た、ということだろう。
この辺のことは、平均数字を見ただけではわからない部分。朝の動きと「就寝時間」こそ大きな経年変化はないが、オジサンたちの残業時間、その後のプライベートタイムについては2001〜2005年だけでも、ずいぶん多様化してきているんだなぁ、とあらためて感じさせられる。
みなさんも、例えば1ヶ月の生活時間を記録し、その時間帯分布を上記グラフと照らし合わせてみてはいかがだろうか。きっと自分の生活サイクルがどれほどノーマル(アブノーマル!?)なのかが判ることだろう。
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