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発想力を刺激する YOMIKO TREND REPORT

2013年度 新聞広告クリエーティブコンテスト優秀賞受賞について

田中 龍一 Tanaka Ryuichi クリエイティブ局 第1CRルーム アートディレクター

※執筆者の所属部署・役職名は執筆当時のものです。

この度は、
2013年新聞広告クリエーティブコンテストの
優秀賞をいただきました。

この賞は、日本新聞協会が主催する、一般公募の広告賞です。
朝日広告賞や読売広告大賞などの一般公募の広告賞の課題と
大きく違うのは、広告賞ではあるものの、
課題が企業の商品やサービスではなく、
広く大きなテーマ(過去の課題としては「日本」「仕事」「愛」など)を
「新聞広告」という手法・媒体を通して
表現するというものです。
ものの見方を考える、とても勉強になる広告賞です。

今年度のテーマは、「しあわせ」。

そこで、ふと思ったのが、
東北の被災地です。
いつも通り過ごすことの難しさと同時に、
日頃いつも通り過ごせていることのありがたさです。

あ、そうか。

非日常・特別なこと=しあわせ

ではなく、

日常=しあわせ

なんだ!

ということで、
「いつも通り=しあわせ」というコンセプトで
表現を考えることにしました。

モンモンとしながら、会社から自宅までの帰り道、
信号待ちで目に飛び込んできたのが「○○通り」と書かれた
見慣れた標識と、手をつないだ親子の歩行者専用標識でした。

こりゃいいかも!

という流れで、
いろいろな方々にアドバイスをいただきながら
作品を制作していきました。

■受賞作品
イメージ画像
■日本新聞協会 入賞作品発表
http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2013.html

写真は、日頃お世話になっているカメラマンさんにお願いしました。
大事にしたのは、どこにでもありそうな日常的な町の風景と
青く澄み渡る空です。素敵な写真に感謝感謝です。

結果的には、いつも通りではない受賞という「非日常」に
いつも以上のしあわせをいただきましたが、
何よりも嬉しかったのは、この作品が、
実際に闘病している方のブログで紹介されていて、
「じーんとする」「元気がでた」という言葉を目の当たりにしたことです。
この仕事の醍醐味を再発見しました。

これからも頑張ります。
ありがとうございました。