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発想力を刺激する YOMIKO TREND REPORT

「2017年度 第66回 朝日広告賞」 ― 準朝日広告賞受賞報告

楠 陽子 Kusunoki Yoko クリエイティブ局 第2CRルーム アートディレクター

7月8日に、(株)朝日新聞社が主催する「2017年度 第66回 朝日広告賞」一般公募の部において、弊社クリエイティブ局の楠が制作した、「【課題企業名】マイナビ【内容】私は、誰にでもなれる。」が準朝日広告賞を受賞しました。

「朝日広告賞」は、広告制作者の発掘と新しい広告表現の創造を目指して1952年に創設された、新人クリエイターの登竜門とも呼ばれる賞です。

朝日広告賞への応募の経緯は?

まず、1ヶ月間掛けてアイディア出しを行いました。

同じ部署の先輩にアドバイスを貰いながらも、なかなか決めきれず、応募締切の3日前まで掛かってしまいました。

制作を進める案を1案に絞り、二日間をデザイン製作期間に充て、友人のレタッチャーに修正作業をお願いしました。

私がデザインしたものを、私と友人それぞれが印刷、カット、スキャンして、友人が一つ一つレタッチする、という流れを繰り返しました。

名刺に使う紙の種類にも幅を出したかったので、時間の無い中でも、そこには特にこだわりました。

提出後は、賞の結果は出ていないにも関わらず、作ったものに愛着があったのを覚えています。

親身になってアドバイスをくれた同じ部署の先輩、急なお願いにも関わらず一緒に作ってくれた友人に感謝しています。本当にありがとうございました。

作品に込めた思いは?

「私は誰にでもなれる。」

昔は本当にそう信じていたはずなのに、いつからかそう思えなくなっている自分がいました。

それは、自分の未熟さであったり、自身の年齢であったり、いろんな理由のせいにして、自分自身に対して諦めていたのかもしれません。

そんな、同じような想いを感じている人に、進路・進学、学生生活、就職活動、仕事探し、転職活動など、人生を真剣に考えるタイミングごとに「マイナビ」が力になることを伝え、ポジティブなメッセージで強く背中を押したいと考えました。

私はCAにもなれるし、私はプログラマーにもなれる。私は総理大臣にもなれる!?……かもしれない。

現実的には難しいものもあるかもしれないですが、可能性はゼロではない。

このメッセージを見た人が、自分自身の可能性をあらためて考えるきっかけになれば素敵だなと思い、「私は誰にでもなれる。」という企画で、今回表現しました。

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受賞した感想は?

受賞の連絡が届いた時はあまり実感が湧かなかったのですが、電話で両親に受賞報告をした時に、広告に興味のない母が、私以上に喜んでくれたのを聞いて、受賞の喜びを実感しました。

今後の広告について、どのように考えていますか?

媒体などは問わず、女性の視点が必要な案件に興味があります。

自分自身も、一消費者として感覚的に共感できる部分が多いので、実感を持って考えられるからです。

今後は商品企画・ブランディングなど、客先や商品とより深く関わっていけるような案件に、もっと関わっていければ幸いです。引き続きよろしくお願い致します。