NEWS RELEASE
2022.01.25
東京都初のPark-PFI活用事業「都立明治公園」、公募設置等計画認定 次世代に継承される公園<TOKYO LEGACY PARKs>プロジェクト始動
東京建物株式会社を代表構成団体とし、三井物産株式会社、日本工営株式会社、西武造園株式会社、株式会社読売広告社、株式会社日テレ アックスオンから構成されるコンソーシアムは、2021年11月9日に東京都から 「都立明治公園Park-PFI事業」の設置等予定者の決定を受け、東京都と基本協定書を締結し、公募設置等計画が東京都より認定されましたのでお知らせいたします。
本件は、都立公園として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)※を活用し、新たな公園の整備・管理運営を行うものです。
本コンソーシアムは、希望と誇りと共に次世代へレガシーとして継承される公園<TOKYO LEGACY PARKs>づくりを事業コンセプトとしています。公園内にはカフェやレストランなどの飲食施設、来園者の交流の場となる多彩な広場と都心部では希少な約7,500㎡の樹林地「誇りの杜」を整備し、本コンソーシアムのノウハウを結集し、世界に誇れる価値ある公園づくりを推進してまいります。
※公募設置管理制度(Park-PFI)
都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施
設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備等を一体的に行う民間事業者を公
募により選定する制度

完成イメージ(左:広場空間 右:「誇りの杜」)
■事業対象地について
国立競技場の前庭空間である約1.6haを事業対象地として公園整備を行います。また、事業対象地と合わせて、歩行者デッキ1号・2号についても維持管理運営を約20年間行う予定です。

事業対象地現地写真
本公園周辺には国立競技場の他、秩父宮ラグビー場、神宮外苑球場、東京体育館などの大模集客・スポーツ施設が集積しており、国内外より多様な人が集まる立地です。各施設と連携し、エリア全体の価値向上に努めます。
また、千駄ヶ谷まちづくり協議会などの地域団体とも連携し、周辺住民などの利用者に配慮した整備・運営を行います。
■事業コンセプトについて

次世代へレガシーとして継承するために、5つの理念を取組み基本方針として掲げています。国立競技場や 明治神宮外苑エリアといった都心部の貴重な緑のネットワークとの連続性を持たせるとともに、旧渋谷川の記憶を継承した水景を形成し、持続可能な「100年続く本物の杜」創りに挑戦します。また、多様な人、価値観、文化が交流し、新たなにぎわいやコミュニティの拠点となる広場空間の整備・運営を行います。
■計画概要
※現時点での計画イメージであり、変更となる場合があります。

平面図