2年目社員

座談会

PEOPLE 04

自分の可能性を
最大限に広げることができる

写真右から 小出[デジタルプランニング]/ 稲村[営業・デジタルプランニング]/ 柳[営業・デジタルプランニング]/ 岩切[マーケティング]

新入社員として働く際に意識していたことは?

小出:とにかく先輩の仕事の進め方、向き合う姿勢、資料の書き方、打ち合わせの仕切り方など細かいところも観察して良い所を“盗む”ようにしていました。

:私もよく人を観察していました。人と向き合う仕事だからこそ、目の前にいる人が何を思っているのか感じ取れることが大切だと思って意識していました。

岩切:まずは仕事を覚えることが仕事だからね。

小出:新人は分からなくて当たり前という、ある意味恵まれた環境なので、分からない事はそのままにしないで何でも聞いて必ず理解するようにしていました。あと、なるべく自分の見解を持って質問するように意識していましたね。なんでもまず聞いてしまうより、その前に自分で考えてから質問した方が自分のためにもなるし、吸収も段違いだと思うので。

稲村:新入社員は仕事ができなくて当たり前だけど、どうしたら自分でも貢献できるのかと考えていました。Z世代であることや女性であることとか、趣味についてとか、部内で最も若いからこそ語れる視点などを意識して発言しています。

岩切:確かに、その中で自分しか言えない事もあるだろうし、打ち合わせのたびにアイデアを出し続けていったら、結果的に社内外で自分の価値を上げることができた気がします。

座談会

2年目を迎え、就活時に思っていた広告会社のイメージは変わりましたか?

:学生の頃は、話題になるようなステキな広告は、センスがずば抜けたスゴイ人が作っているに違いないと思っていました。でも実際は、どんな広告であっても社内のさまざまな職種の多くのメンバーが何度も何度も議論を重ねて、ロジカルで緻密な戦略設計のもとで作られている事に驚きました。

岩切:私は、営業やマーケティング、クリエイティブ、メディアなど職種によって領域が分断されているイメージを持っていましたが、実際はそれぞれの役割は担いつつも、職種を超えた統合的なコミュニケーションを考えなければ、クライアントにとってのいい提案ってできないんだなと気づきました。結局はチームのひとりひとりが戦略や戦術までを考えているんです。

稲村

広告会社で働く事の面白さや楽しさはどんなことですか?

:自分の価値観や好きな事を仕事に取り込んでいけることがとても楽しいです。ゼロから新しいものを生み出していくこの仕事には正解がないので、年齢に関わらず、「これが面白い」と思う意見をぶつけられます。経験も価値観も異なるさまざまな人たちの集まりだからこそ、新しい視点が生まれ、良いものが創り上げられていく感覚がとても面白いです。

稲村:私はいろいろな業界に携われることかなと思います。私自身が興味のある商材もあれば、全く触れてこなかった商品や業界の案件もあったり、さまざまです。自分が初めて触れる領域の案件については、自分と全く違う考えや想いを持った人がいることが知れて、この仕事をしているからこそ知り得た経験だなと、世界が広がった感覚で楽しいです。

柳

岩切:生活者代表としてクライアントと向き合えることが広告会社の魅力かもしれませんね。私たちには、クライアントと生活者の接点を見つけることが求められていると思います。誰よりもクライアントのことを考えつつ、誰よりも生活者であることが、いい仕事を生むことに繋がると思っています。

小出:私の所属するデジタル領域では、これほどまでに日々アップデートを感じられる場所はないと思います。やはり生活者としての目線はすごく重要で、何気なくYouTubeでみた広告が参考になりそうだなとか、TikTokで今流行っているものがアイデアのヒントになったりするので、どこか仕事目線で見ていたりもします。日々のあらゆる点が仕事に直結する恐ろしくも楽しい業界だと思います。

新入社員の時、不安だったことは?
またそれはどのように解消していましたか?

岩切:とにかく仕事についていけるかが不安でした。配属後は先輩のサポートをしながら仕事を覚えていくのですが、徐々に自分の担当業務が増えていった時に、自分にかかる負担と責任の大きさに戸惑うことがありました。そんな時は、一人で悩まず、同期や先輩に相談することが一番の解決方法でした。

稲村:私は自分が成長しているのか、していないのか、周りが自分に求めていることが果たせているのか、そんなことが不安でした。なので、毎月チューターの先輩と面談して、ストレートに期待に答えられているのかを聞いていましたし、他の先輩にも不安を打ち明けて、自分が周りからどう見えているかと聞いたりしていました。意外と自分を過小評価している事もありましたし、自分の進む方向が周りの期待とずれていることがあったので、なるべく自分を客観視するようにしています。

柳/岩切

小出:私も自分の判断に自信がなくて不安に思うことは多々ありました。そういう時は必ず進捗報告も兼ねて先輩に相談していました。また、クライアントに施策提案や報告に伺うとき、緊張しがちなのでうまくしゃべれるか、ちゃんと伝わるか、いつも不安になるのですが、やはり準備に勝るものはないと思っているので、納得がいくまで事前準備を完璧にし、練習もします。その時、「ここを聞かれたら困るな」という点は特に事前に対応して備えていました。

:営業としては、クライアントから信頼されたいという想いがあります。でも当たり前ですが、一年目は何の経験も関係値もなく、クライアントと同じ目線に立てていないのではないかと感じることが辛く、不安でした。当時はオンライン会議ばかりでしたが、上司からは「デスクにいるだけじゃ、いい仕事は生まれないよ」とアドバイスされ、短時間でもクライアントの元へ行くなどしてコミュニケーションを増やす事を心掛けました。一年目の終わり頃に、クライアントから「柳さんが担当してくれているおかげです」と言っていただけた時は、本当に嬉しかったです。

同期とはどういう付き合い方をしていますか?

小出:周りから引かれるくらい仲がいいと思います(笑)休日にも飲みに行ったり、ドライブしたり、休暇を合わせて旅行に行ったり。仕事上でも良い関係値は築けていて、心置きなく相談できる仲間であり、負けたくないなという刺激にもなっています。お互い良いところを認め合う事が出来ていると思うので、知識やノウハウをこれからも共有しあって頑張っていきたいです。

岩切

:同期とは、仕事中では日々切磋琢磨しあう仲間として、たくさん良い刺激をもらっています。ライバル意識を持って、お互いを高め合いながら、一方では悩みや弱音を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりできるよき仲間です。

先輩社員や上司とはどのような付き合い方ですか?

岩切:“優しい“以外の言葉が見つからないほど、人情味があり、いい意味でお節介な人が多いので、分からない事があれば、期待以上のアドバイスを返してくれます。想像以上に先輩とのコミュニケーションは取れていると思います。飲みに連れて行ってもらったり、仕事やプライベートの悩み事も遠慮なくぶつけています。

稲村:なるべく思ったことはストレートに言うようにしています。自分の理想の働き方や、普段何を思って仕事をしているのか、楽しいのかつまらないのかといったことまでもはっきり伝えています。

みなさんにとってのYOMIKOとは?

岩切:「自分らしくいられる場所」です。よく「アットホーム」とか「人が良い」などというキーワードを聞きますが、私自身もその魅力に触れ続けており、人として信頼できる方々がたくさんいるからこそ、自分の考えていることが言いやすく、素を出しやすい環境で仕事ができているんだと思います。

小出/稲村

稲村:「成長させてくれる大きな器」です。まだまだ社会人として半人前で、至らない点もミスすることもありますが、「ちゃんと考えてやりたいようにやりなさい。失敗したらフォローするから」と言われます。この大きな器があるから、とりあえずやってみようと思えて、新人だからこその勢いや元気が湧いてきて、先輩方にもいい影響が与えられているのではないかなと思っています。

小出:「規模感がちょうどいい会社」と就活時代に聞いていましたが、まさにその通りです。私の部署は比較的若手が多いということもあり、知識やスキルを身に付ければどんどん最前線に出ていけるため、割と成長環境はあると思っています。

:「自分が目覚める場所」だと感じています。これほどまでに自分が世の中に対して、何が出来て、何がしたいのかを考えたことはありませんでした。YOMIKOは自分が挑戦してみたいことを気持ちを込めて発信すれば、支えてくれる先輩や仲間が集まってくれます。ここなら自分の可能性を最大限に広げることができるなと日々感じています。

最後に、広告業界を目指す学生のみなさんへアドバイスをお願いします。

岩切:広告業界ではひとりひとりが異なる個性や考え方をぶつけ合うことが望まれていて、そこから生まれるアイデアが、クライアントの課題や社会課題を解決しうるものとなっていくのはとても素晴らしいことだと考えています。これまでの経験が全て無駄にならず、自分らしさを表現できることこそが、広告業界ならではの良さなので、もし一緒に仕事ができたら、生活者代表として意見をぶつけ合えるといいなと思っています。

小出

小出:YOMIKOはやりたいこと次第で可能性が大きく広がる場所です。自分の好きな事を発信していけば仕事に繋がる可能性もあるし、思ってもみない仕事に出会えるかもしれない。私もそうでしたが、漠然と憧れを抱いていても、いざ入って見たらまた新たな世界と楽しさが待っているので、ぜひ最後まで楽しんで頑張ってください。

稲村:広告会社に限りませんが、自分が思ったことが相手に伝わらなければ意味がありませんので、言葉選び、タイミング、表現方法など、誤解のないよう伝える技術が必要です。でも学生のうちからできる必要はなく、これから失敗を重ねてできるようになるのだと思います。なので失敗を恐れず、自分の考えや気持ちを発信するという意識を持って働くのが良いのかなと思います。

:YOMIKOは一人一人の個性を見てくれる会社だと感じます。個性のぶつかりから生まれる化学反応があってこそ、良い企画が創られていくのだと思います。就活においても、自分のやりたいことを自分の言葉で伝えれば周りはわかってくれるはず。肩ひじ張らず、ありのままをぶつけてほしいなと思います。そしてせっかくなら“楽しく”取り組んでほしいと思います。

2年目社員 座談会

2年目社員座談会メンバー※写真右から順番/取材当時(2022年9月)

  • 小出 淳平[デジタルプランニング]
  • 稲村 春花[営業・デジタルプランニング]
  • 柳 穂波[営業・デジタルプランニング]
  • 岩切 拓史[マーケティング]

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