NEWS

ニュースリリース

読売広告社とグリーンプラスが、森林管理プロジェクトによるCO2排出権を活用した環境マーケティングで業務提携

2013.05.07

博報堂DYグループの総合広告会社である株式会社読売広告社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中田安則、以下「読売広告社」)と、日本の森林管理プロジェクトによるCO2排出権のトッププロバイダーであるグリーンプラス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:飯田泰介、以下「グリーンプラス社」)は、森林管理プロジェクトを活用した効果的な環境マーケティングソリューションを提供するために、この度業務提携を行ないました。

この業務提携により、読売広告社の持つマーケティングソリューション力と、グリーンプラス社の環境ナレッジを融合させ、相互の顧客に対してカーボン・オフセットを利用したCSRやマーケティングを通じた地球環境、また地域への貢献機会を提供いたします。

現在、日本は、東日本大震災以降、原発の停止に伴い火力発電所がフル稼働を続けており、化石燃料の使用量増加に伴ってCO2等の地球温暖化ガス排出量が増加しています。このため、より一層のCO2排出削減努力が社会に求められている状況にあります。

このCO2削減のための取り組みの一つとして、CO2排出権を用いた「カーボン・オフセット」があり、現在も多くの企業で活用されておりますが、2013年4月に環境省及び経産省が認定するCO2排出権制度が統合され、新たに「J-クレジット」が発足することによって日本における更なる普及が期待されています。

このCO2排出権の中でも、グリーンプラス社が得意とする森林管理プロジェクトによるものは、日本国内の森林整備を通じて、森林によるCO2吸収量を人為的に増大させることにより、CO2を削減する取り組みです。CO2削減による地球環境への貢献は勿論、日本各地域の森林を守ることによって、生物多様性保全、水源涵養、土砂災害防止等、地域の環境や安全を守る取り組みでもあります。このため、社会的に高い意義を持つ取り組みであると同時に、幅広い生活者からの共感、支持を得ることのできる活動と考えております。

読売広告社は、生活者発想に基づいたプロモーションアイデアを核に、得意先の商品やサービスが「売れる」「支持される」ことを通じて得意先のビジネスを成功に導くことを第一義にソリューションを構築する「プロモーションコンサルティング」を標榜しております。その手段として、森林管理プロジェクトを利用したカーボン・オフセットを企業が行うことによる、地球環境、地域環境への貢献機会作りと、その貢献を通じた消費者との絆作りによるビジネスの成功を、今回の提携を通じてご提供いたします。

読売広告社と、グリーンプラス社は、相互のナレッジとリソースを活用することで、得意先のビジネスが成功することによる企業のサスティナビリティと、地球環境の保護による地球のサスティナビリティを両立する取り組みを行っていきます。

■ 株式会社読売広告社 概要
本社所在地:〒107-6105 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル
代表者:代表取締役社長 中田 安則
従業員数582名(2013年3月31日現在)
資本金:1,458,748,919円
設立年月日:1946年7月11日
主要事業内容:広くコミュニケーション関連の統合ソリューションを提供するのみならず、「プロモーションコンサルティング」を掲げ、クライアントの売りの完結に向けて、住生活領域、エンタテインメント領域、リテール領域などにおけるユニークな取り組みにより、ソリューションを開発し、提供している。

■ グリーンプラス株式会社 概要
本社所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6F
代表者:代表取締役社長 飯田 泰介
従業員数3名(2013年3月31日現在)
資本金:20,000,000円
設立年月日:2009年12月17日
主要事業内容:国内森林の間伐整備による環境省制度のCO2排出権の創出・販売を行なっている。単なるCO2排出権の売買にとどまらず、都市生活者が森林に入る仕組みづくりを通じて、疲弊した山村の再生、地域文化の保存などをコアベネフィットとして目的にしている。

<この件についてのお問い合わせ>
読売広告社 総務局総務部コーポレート広報グループ 乗杉
TEL:03-5544-7104