HUMAN CAPITAL

人的資本経営

≪YOMIKOの考える人的資本経営≫

YOMIKOは経営戦略として広告会社初の「ワークライフバリュー実現」を北極星に掲げ、「人」が資産という考え方のもと、多様な“個”の力を尊重する企業カルチャーを大事にしながら一人ひとりが自分らしく活躍し成長できる環境作りを目指して、DE&Iに関する様々な取り組みをおこなっております。また、自社独自のパルスサーベイ「Y-PRIDE調査システム」を開発し、数値で社員の心の変化を毎月モニタリングしており、属人的な判断にならない「ワークライフバリュー実現」を目指しています。

「ワークライフバリュー」とは? 仕事と私生活のバランスではなく「共に充実した人生を」という願いを込めたYOMIKOらしい働き方の定義です。

■DE&Iの推進(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)

YOMIKOは一部の社員だけではなく、すべての社員が活躍できるステージを整えることが本当の意味で会社の成長につながると信じて、さまざまな施策を推進しています。また、社員の多様な働き方や生き方をサポートし、ひとりひとりの“活躍のかたち”を模索、実現していくダイバーシティ推進施策の総称として「YOMIHUG(ヨミハグ)制度」と名付けました。

DE&Iに関する取り組み

・Y-PRIDE(ワイ・プライド)

毎月社員が回答するパルスサーベイです。蓄積されたデータから退職休職予兆を捉え、社員のコンディション把握し、早めの打ち手を講じることで離職率減に一定貢献しています。

・ライフキャリアサポート窓口

社員ひとり一人が活き活きとしたライフキャリアを実現するための相談窓口です。独自に開発したライフキャリアの棚卸しシートなどを活用して悩みや課題の言語化、今後のビジョンを一緒に考えていきます。(キャリアコンサルタント国家資格保有者在籍)

・アンコンシャス・バイアス研修

22年度には全社員へ、それ以降は毎年、新任管理職及び新入社員を対象にアンコンシャス・バイアス研修を実施しています。組織のDE&I推進・女性活躍・前例に捉われない考え方の実践、持続的な企業の成長を目指しています。

・男性育休取得率100%推進

2022年に会社が男性育休100%取得宣言し、育休補填制度やチームインセンティブ制度など取得しやすい環境や仕組みを導入することで、2023年には100%の取得を達成しました。 詳しい取り組み内容については、こちらをご覧ください。

・休暇促進の取り組み

・タイムマネジメント休暇制度:心身を休息し、より生産性高く仕事に取り組んでもらうため、平日5日間連続で休暇を取得した社員にはインセンティブが支給されます。

・創立記念日の特別休暇:毎年7/11の会社の創立記念日はYOMIKOグループの全社休業日として全社員が休みとなり、大切な家族や友人と時間を過ごしてもらいます。

・有給休暇取得奨励日:毎月、3・4・5日は「YOMIKOの日(435の日)」とし、有休取得を促進しています。

・子育てハンドブック

出産時や子育て時に社員をサポートするための各種人事制度や施策に対する理解促進ハンドブック。当事者向けの説明だけでなく、上司の対応方法など、だれもが安心して子育てを迎えられる環境をつくっています。

・ぱぱままメンター制度

子育て先輩社員がメンターとなり、育児のコツや仕事との両立などの悩み相談にのることで育児中社員をサポートする制度です。

・女性社員ランチ会(22年、23年実施)

若手女性の集まりや育児中女性との交流会など、仕事やプライベートに関しての相談や社内のコミュニケーション活性の場として開催しました。

・ベビー&キッズ用品お下がり交換会
(23年実施)

家計にも環境にも優しいサステナブルな取り組みとして、社員から不要になった子供服やおもちゃ、絵本など、ベビー・キッズ用品を募り、次世代のパパママ社員へ提供したイベントです。

■人財育成

YOMIKOのビジョンは「GAME CHANGE PARTNER」であり、得意先の広告の代理だけではなく、事業の変革を共に実現するパートナーになることを目指しています。その実現に向けて独自の「Y型人財育成モデル」を設定いたしました。

「Y型人財育成モデル」とは企業名の「Y」、そして「Y」を人が両手を広げている姿に見立て「利き手=広告スキル」「逆の手=変革スキル」と設定し、両利き人財になることを目指した育成支援をおこなっています。

・スキルサーベイ

人財開発の一環として、毎年調査を実施しています。各領域のスキルの現在地を把握し、キャリアを振り返り、また上長は部下育成プランを検討する材料の一つとして活用しています。

・クリフトンストレングス®の活用

アメリカのGallup社によって開発された才能診断ツールを入社後に全社員が受検しています。社員の才能や特性を見える化し、「自己理解」だけでなく、組織やチームにおける「他社理解」を深めることでチームビルディングやマネジメントに活用しています。

・キャリア開発研修

20代の社員には自律的なキャリア支援をサポートするための研修を実施しています。自社独自に開発したライフキャリアの棚卸しシートや研修、HR部門との面談を通して自身の強みや持ち味、特性などを棚卸し、自己理解を深め、今後のキャリアについて考える機会を設けています。

また、40~50代の社員には、外部講師を招いてマネープランの研修や外部のキャリアコンサルタントとの面談機会の提供など、ライフキャリアの支援をしています。

・早期転身支援制度

社外で新たなキャリアに挑戦することを支援する制度です。また、制度を利用する希望者には外部の再就職支援サービスをバックアップしています。

■組織文化づくり

YOMIKOは社員が自らの志を持ち、主体的に考え、行動できる組織を実現させるため、育成プログラムと実践的な支援機会を提供することで、社員全員が活躍できる企業文化を築いています。

・新任管理職研修

管理職の基本スタンス・スキルの習得やマネジメント開発し、リーダーシップの発揮を促進する研修です。

・1on1研修

新任管理職を対象にした部下を成長させるコミュニケーションの技法を習得する研修です。

・組織成長会議

チームメンバーが自走する組織を目指し、各部署、組織ビジョンを策定とそのためのアクションをPDCAで運用する社員全員参加型実践プログラムです。

・チューター研修

新入社員につく現場社員のトレーナーを育成する研修です。

・ななメン制度

若手社員のナナメの関係(他部門・他部署)の先輩メンターを設置し、新入社員がいつでも相談できる環境をつくっています。

■データで見るDE&I

・男女育児休業取得率

男性
年度 2021年 2022年 2023年
取得率 13% 100% 100%
女性
年度 2021年 2022年 2023年
取得率 100% 100% 100%

・女性の育児休業からの復職率

女性
年度 2021年 2022年 2023年
復職率 100% 100% 100%

・採用:新卒と中途比率(2023年度)

・新卒採用における男女比率(2024年度)

・えるぼし

女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況等が優良な企業として、厚生労働省が認定する「えるぼし認定」において、2つ星を獲得しました。

■多様な働き方を支援する制度と環境

YOMIKOは、持続的な成長と社員一人ひとりの多様性を尊重することを大切にしています。個々の生活環境に合わせた柔軟な働き方を支援することで、それぞれが能力を最大限に発揮できるような職場環境を提供しています。

・リモートワーク

業務の特性に合わせて、上長やチームメンバーと相談・連携の上、出社・在宅勤務等組み合わせ、ベストな働き方と場所を選択することが可能です。

・育児休業復職者向け面談

復職の時期が近づくタイミングに人事や上長との面談の機会を作り、スムーズな復職をサポートしています。

・育児のための勤務制度

4時間または6.5時間の短時間勤務や、フルタイム週休3日制、時差勤務と多様な働き方の選択肢を整備しています。

・ベビーシッター補助制度

ベビーシッター費用の一部を補助する制度です。

・子のための看護休暇

小学校就学前の子ども1人に対して、有給休暇とは別に年間5日の看護休暇が付与されます。

・介護休業

介護対象家族一人につき、原則として、通算93日間の範囲内で3回を上限として介護休業の取得が可能です。

・配偶者同行休業制度

キャリア形成の支援やワークライフバランスの促進のため、社員の配偶者が海外へ滞在することになった場合、一定の取得条件を満たせば、休業を認める制度です。