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ニュースリリース

アニメーションとキャラクタービジネスを基軸とするエンタテインメント事業領域における専門会社 「株式会社読広エンタテインメント」設立のお知らせ

2013.06.24

株式会社読売広告社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中田安則、以下「読売広告社」)は、アニメーションとキャラクタービジネスを基軸とするエンタテインメント事業領域において、コンテンツプロデュースを行う新会社の設立を行い、各種サービスの提供を開始することを決定いたしましたので、下記の通りお知らせします。

【背景と目的】
2013年は日本で30分のテレビアニメーションシリーズがオンエアされてちょうど50周年にあたります。この半世紀の間に日本のアニメーションは大いなる発展を遂げました。子供文化の象徴としての「テレビまんが」から始まり、若者に対してのニッチなサブカルチャー時代を経て、今では日本を代表する世界に向けた文化「ジャパニメーション」にまで成長しました。
「アニメーション」が子供やオタクのためのだけの特別な文化ではなく広く普遍化されてきた今日、一般企業がオリジナルアニメーションを活用したコミュニケーション(アニメフィケーション)を行う事例も急増傾向にあります。
また、昨今爆発的な普及を見せているソーシャルメディアとアニメーションは非常に親和性が高く、オンエア中のアニメーションのタイトルがリアルタイム検索の上位に位置する事も多くなっています。
おりしも、政府の経済政策の一環として開始された「クールジャパン」戦略においても、アニメーション関連文化の積極輸出はその大きな柱となっています。
これらの時代背景を踏まえ、読売広告社はアニメーションを中心としたエンタテインメント事業領域において、コンテンツプロデュースを行う専門会社を新設し、世界的に拡大する市場やクライアントニーズ、ソーシャルメディアの伸長等に即したコンテンツの企画・開発を行ってまいります。
当社は1965年にテレビアニメーション「宇宙エース」を企画・放送して以来、約400作品以上のテレビアニメーション・特撮・ドラマと、様々な番組企画のパイオニアとして数々のヒット作を世に送り出してまいりました。これらを通じて培った経験は、エンタテインメント分野のビジネスを開発する上で非常に重要な基盤となっています。この分野のDNAを引き継ぎ、「次世代モノづくり研究所」を2011年度に設立。更にその組織からこの度「株式会社読広エンタテインメント」を専門会社として分社化いたします。
読売広告社グループは、今後も「時代の中で何が話題を呼び、面白いと感じられているのか」を常に先取りしながら新たなコンテンツの企画に取り組み、“コンテンツそのもの”と“得意先の関連商品やサービス”が「売れる」・「支持される」ためのプロデュース力を提供してまいります。
また、読売広告社の本取組みは、博報堂DYグループ「中期経営計画」の重点戦略領域である「インターネット領域」「マーケティング/プロモーション領域」「グローバル領域」の強化に資するものであります。

【新会社の概要】
■会社名:株式会社読広エンタテインメント
■設立時期:平成25年7月1日
■資本金:5000万円(読売広告社100%)
■所在地:〒107-6105 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル
■従業員数:3名(予定)
■代表者:代表取締役社長 渡辺 和哉
   (現職 株式会社読売広告社 次世代モノづくり研究所 所長代理)
■主な事業内容
(1)キャラクターキャスティング(商品化・販売促進)
(2)エンタテインメント関連事業に対するコンサルティング
(3)アニメーションを活用した企業コミュニケーション(アニメフィケーション)
(4)テレビシリーズ・映画等のアニメーションプロデュース
(5)キャラクターの版権管理
(6)キャラクターの版権を活用した商品企画・開発・製造・販売
(7)その他エンタテインメントコンテンツ(特にiメディア領域において)の企画・開発・プロデュース・投資事業

<株式会社読売広告社 概要>
■本社所在地:〒107-6105 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル
■代表者:代表取締役社長 中田 安則(なかだ やすのり)
■従業員数598名(2013年3月末日現在)
■資本金:1,458,748,919円
■設立年月日:1946年7月11日
■主要事業内容:広くコミュニケーション関連の統合ソリューションを提供するのみならず、「プロモーションコンサルティング」を掲げ、クライアントの売りの完結に向けて、住生活領域、エンタテインメント領域、リテール領域などにおけるユニークな取り組みにより、ソリューションを開発し、提供している。

<この件についてのお問い合わせ>
総務部コーポレート広報グループ 乗杉
TEL:03-5544-7104