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デジタル領域の新たな挑戦でYOMIKOのプレゼンスをアップ! YOMIKO Digital Shiftが目指す広告業界の変革とは?

2023.12.20

2021年9月に誕生した当社のグループ会社であるYOMIKO Digital Shiftは、総合広告会社の総合的なマーケティング支援力と、Web広告専業代理店のデジタルに関する専門知見を併せ持つユニークなマーケティングエージェンシーです。最大の特長は、ワンストップで企業のデジタルマーケティングをきめ細かく支援すること。得意先企業の担当者とデジタル広告運用者が同じ空間で顔を合わせながら、さまざまな疑問や相談に柔軟に対応していきます。そんな同社が何よりも大切にしているクライアントとの向き合い方や今後の方向について、代表取締役社長の森、取締役副社長の岡本が語り合いました。

総合広告会社 × WEB専業広告会社の強みを持つデジタルマーケティングエージェンシー

—— どのような経緯からYOMIKO Digital Shiftが生まれたのか

森:YOMIKO Digital Shift(以下、YDS)は、西日本地域でトップクラスの独立系WEB専業広告会社であるShift社と読売広告社(以下、YOMIKO)が2021年に共同で設立したデジタルマーケティングエージェンシーですが、実はShift社とYOMIKOは10年前からのお付き合いなんですよね。YOMIKO広島支社の社員が、「私は岡本さんと仕事がしたい」と言って、Shift社に転職したことがきっかけでした。

株式会社Shift 愛媛本社

岡本:そうでしたね。本格的に取引が始まったのが7〜8年前でした。

:当時のYOMIKOではデジタルメディアの案件が少なく、社内でも「当社はデジタルに弱い」という認識がありました。従来のテレビCMなど4マス広告事業のほうがノウハウもあり規模も大きく、デジタル案件に対して消極的だったんですよね。

しかしそうは言っても、デジタル広告は今後確実に増えていくことが見えていました。社員に対してどうやってデジタルへの関心を促していくか、どのように仕事の幅を広げていけばいいのか、そうした課題を抱えていたんです。突き詰めると、「デジタル領域を強化するため、どことパートナーを組んだらいいか」を考えている状態でした。

Shift社は西日本の独立系デジタル専業エージェンシーとして非常に規模が大きく、知見もありました。これまでの取引を通じ、一緒にデジタル領域に取り組んでいくにはベストなパートナーだと思ったんです。

岡本:私どもも、YOMIKOとは「お客様の方を向いて仕事をする」という価値観が同じだったので、ぜひ一緒にやっていきたいと思いました。また私たちの強みである「デジタル広告の運用ができるマーケターを一定数確保・育成できる」という点で、中小規模のデジタル領域ではどこにも負けない唯一の組織を作りたいという思いがありました。

:YOMIKOは博報堂DYグループの広告会社として多数のクライアントから支持されていますが、中規模や小規模の案件が多いことが特徴ですよね。その規模ですと、一口にデジタル広告案件と言っても要件はさまざまで、きめ細やかな対応が求められます。初めてデジタル広告に臨む企業もあれば、新規顧客を求めてより精度の高いターゲティングをしたいというお客様、PDCAを回せないのでサポートして欲しいという方もいて、一律の対応が難しい。そうした中規模・小規模のデジタル領域で、いかに柔軟性を確立できるかがポイントで、そこが他社との差別化になります。

営業担当者と運用スタッフの距離が近く、きめ細かい対応が可能

—— どのようにクライアントのデジタル戦略を支援するのか

:YDSの特徴は、クライアントと接するYOMIKOの営業担当者と、実際に運用を担当する運用スタッフが同じフロア、隣同士にいて、何かあればすぐに相談したり打ち合わせしたりしながら柔軟にお客様に対応できることです。クライアントへの一次対応の窓口はYOMIKOの営業担当者ですが、一般の総合広告会社と異なるのは、その営業担当者が実際に運用担当者と顔を突き合わせて案件に向かうという点です。 

多くの場合、総合広告会社がデジタル広告運用を請け負ったとしても、パートナーや子会社の運用専業社に作業を丸投げすることが多いため、クライアントから問い合わせや相談があってもすぐに対応できないことがありますよね。その点YDSは実務を担当する運用スタッフがすぐ側にいるのできめ細かく迅速な対応ができますし、運用スタッフが直接クライアントと対峙することも可能です。さらにはShift社さんが持つ運用のプロフェッショナルのネットワークを活用することもできます。 

クライアントのビジネスに向き合い
クイックな成果達成を、ワンストップで支援

岡本:Shift社には非常に多くのプロの運用担当者がいるので柔軟な対応が可能です。と言っても単なる人数頼みではなく、パートやリモート、夜勤など雇用形態を柔軟にしているので、それぞれの時間に合った働き方ができるため柔軟に対応にできるんです。たとえば早朝から午前中までの勤務で雇用契約している人に、早朝対応や確認作業をお願いするなど、運用スタッフ個々の働き方のウエイトに合わせて時間を投下できるので臨機応変に対応できるわけです。この分業体制がしっかりしていることが大きなポイントですね。

デジタル広告運用は、ともすると過重労働の現場となりかねません。そうすると働き手にとっても不幸ですし、成果も出なくなります。それは避けるべきですし、そもそも働き手の満足度が高くなければ良いサービスは生まれません。

:その通りですね。ですからYDSでは、納期や対応スピードについてはクライアントにもきちんとご理解をいただき、現場に無理をさせないリードタイムを設けるようにしています。ここはYOMIKOが培ってきたクライアントとの信頼関係を築くコミュニケーションが貢献できる分野です。

得意先との信頼関係を基盤にビジネスの成長サイクルを加速

—— YOMIKO Digital Shiftがもたらす唯一無二の付加価値とは

岡本:クライアントとの信頼関係は大切ですが、単に信頼し合うだけではなく、その上で我々がどのような価値を提供できるのかも知りたいと思います。

:広告業界は現在「総合広告会社」と「ネット専業代理店」という2つの領域がありますが、この両者が一緒に会社を作ったという事実、実はこれは新しい試みなんですよね。単に設立しただけでなく、両者の強みを融合させている点が特長的で、これがあるからこそいいサービスを提供できるのです。だからこそ、デジタルメディアに対してまだ理解が深まっていない市場に対し、マーケティング戦略的な視点から必要となるデジタル領域を示し、なおかつ実行できる。私はこれがYDSの付加価値だと考えています。

総合広告会社とWEB専業広告会社の
強みを併せ持つデジタル広告専門会社

:これにもう1つ補足すると、先ほどの岡本さんの話にあったように「YOMIKOとShift社の価値観が同じ」という点も大きいと思います。岡本さんからは「クライアントの方を向いて仕事をする」という点で価値観が似ているというお話しでしたが、私はもう1つ同じ点があると思っているんです。それは岡本さんが「社員の成長」を掲げている点です。岡本さんは「社員が成長しなければ、提供するサービスも成長しないし、クライアントも成長しない」と話していますが、その考え方はYOMIKOのメンバーも同じなんです。自分の成長がチームの成長につながり、それがクライアントの成長に還元できているというサイクルを回せることが大切だと思います。

岡本:ありがとうございます。YDSの付加価値に対する私の考えをお話しすると、いただいている報酬に対してどれだけサービスを高められるかという点がマーケティング支援会社のあるべきあり方だと考えているんですね。サービスには人が介在しますから、常に良いサービスを提供するには分業が必要になります。その分業が最も機能しているのがYDSなんです。なぜならYDSは、未経験でもそれぞれが専門的知識を身に付け、各分野のプロが分業して総合的な力を発揮できる体制で動いているからです。

優秀な社員を集めた企業が高度なソリューションを提供するエージェンシーもありますが、そういうところは原価が高いので必然的にコストも高くなります。一方、未経験でも、各専門領域に対してそれぞれ高いソリューションを提供できる企業があるのなら、コストの差があるので競争力は圧倒的に後者のほうが高くなります。つまり同じコストでサービスを受けるのであれば、YDSのように各々の専門領域をもって総合的にサービスできる組織のほうが付加価値が高い。クライアントが喜ぶ形で、マーケティングに関するリソースを総合的に支援できる仕組みを作っていくことがYDSの付加価値だと思います。

:実際に月額数十万円の予算からデジタル広告をスタートし、1年後には1000万円にまで規模が大きくなったクライアントもありましたね。伸びているところが経営層の目に留まり、大きくなったケースですが、これも広告パフォーマンスを評価し、支出に値する取り組みだと評価いただけたからだと考えています。

一方で、先ほども話したようにクライアントとの信頼関係も大切です。信頼関係とは無茶な要求に応えることではなく、期待している成果を得るために、クライアントにも理解や協力していただく関係性を築くことです。たとえば「前のエージェンシーがやってくれたように、毎朝7時に詳細な運用レポートを提出して欲しい」とリクエストがあっても、それが成果に直結していなければ意味はありません。PDCAに欠かせない項目のうち、日々の報告で必要な項目、週単位や月単位で振り返りが必要な項目など見きわめてしっかり対処することで、誰もが無理することなく成果を上げていくことができます。私も営業経験が長いので、クライアントからのリクエストに何でも応えたい営業の気持ちもわかりますが、やはり「クライアントの成長のために」という信念の下、YDSのスタッフも含めてみんなが成長していけるサイクルを作ることを大切にしています。

YOMIKOのデジタルソリューション力を上げ、国内広告市場を変革する

—— 今後、YDSが目指すGAME CHANGEとは

岡本:いま、YDSではデジタルマーケティングの主要なナレッジを蓄積しつつあります。そうしたナレッジやソリューションを内製化することで、YOMIKOに圧倒的な競争力を付けることができると思います。少なくとも、国内の総合広告会社の「デジタルマーケティング支援力」で他社と大きく差別化できることは間違いありません。それこそ、国内市場がひっくり返るような競争力になるのではないかと思いますし、そこを目指しています。

:まさにGAME CHANGEですね。総合広告会社のデジタル領域のサービスレベルを日本一上げるには、先ほど岡本さんが話したように各々の専門領域を持つスタッフの分業体制が強みになりますし、分業だからこそ柔軟な対応ができるというメリットが生まれます。YDSという存在がYOMIKOのGAME CHANGEに貢献できるように、さまざまなクライアントに高いサービスを提供していきましょう。

(写真左から)
代表取締役社長 森 勇 
取締役副社長  岡本 哲郎

株式会社 YOMIKO Digital Shift
運用型インターネット広告を中心に、幅広いクライアントのデジタルマーケティング領域にワンストップで対応するデジタル広告専門会社

所在地:〒107-6105 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル
ホームページ:https://yomiko-yds.co.jp/