YOMIKO STORIES
2025.12.17
Creative Works【サントリーホールディングス】伊右衛門 特茶 人生の階段
広告賞を受賞した作品を紹介する「Creative Works」。今回は一般社団法人ACCが主催する日本最大級の広告賞「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、フィルム部門 Aカテゴリー シルバーに輝いた「伊右衛門 特茶」の作品を紹介します。
クライアント・商品/サービス
サントリーホールディングス
伊右衛門 特茶 人生の階段
作品概要
<課題>
2025年4月。サントリーのトクホ飲料「伊右衛門 特茶」は、「歩く+特茶で減るに差がつく」という新エビデンスを発表。これは、特茶の有効成分である「ケルセチン配糖体」を含んだ緑茶飲料の飲用に加え、普段より3000歩程度多く歩くヒト試験を行った結果、「腹部全脂肪面積変化量」の差が有意に減少したというエビデンスである。
「普段より多く歩行する」シーンに、特茶を選んで欲しいと考えた。
<アイデア>
日常生活で、歩行が増える場所として「階段」に注目。健康とは一気に得られるものではなく、階段を一歩一歩上るように、毎日の積み重ねで成し得るものである。そして、それは「人生」と同じでもある。
そこで「階段」を、生の実感を与えてくれる場所、人の生き様を見せてくれる場所として「階段最高」と謳い、「エスカレーターを上る人生」と対照的に描く映像「人生の階段」を制作。「階段」と「特茶の価値」を結びつけた。
映像には、コウメ太夫氏が一人二役で出演し、階段を上る人生を、着物姿で化粧をしたコウメ氏が、エスカレーターを上る人生を、スーツ姿に素顔のコウメ氏が担当。コウメ太夫氏が歩んできた人生とも重ね合わせて共感される映像を目指した。
<結果>
テレビCMと同時に、XとYouTubeでも映像を公開。Xでは、約600万回再生され、29,000以上のいいね・6,900以上のリポストが集まるなど拡散された。また、「最高のCM」・「泣きそうになった」・「考えさせられた」という映像への共感を示す好意的なコメントや、「明日から、特茶を飲んで階段を歩いてみようと思う」というブランドとして最も伝えたかったメッセージも伝えることに成功した。
担当者プロフィール
◇制作スタッフ
統合クリエイティブセンター (パートナースタッフ )
クリエイティブディレクター/コピーライター/プランナー
ブランドアクティベーションセンター
コピーライター/プランナー
ブランドアクティベーションセンター
プランナー
ブランドアクティベーションセンター
プランナー
◇アカウントエグゼクティブ
⽮野 優毅
第5BP局 第5部
柳 穂波
関西ビジネスプロデュース局 第2部