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「都市」と「生活者」視点の独自マーケティングが未来を拓く ―YOMIKOのエンジンとしての役割を担う 新生・都市生活研究所

2019.11.25

都市生活研究所ポスター

これまでシビックプライドや都市の潮流など、独自の調査・研究をもとに多くのプロジェクトを推進してきた都市生活研究所が、2019年度より新体制で始動しました。
都市インフラや交通、都市独自の機能、さらに生活者のコミュニケーション自体が飛躍的に進化を遂げていくこの時代に、「都市」と「生活者」を捉えることの重要性が増してきています。互いに影響を与え常に変化を続ける「都市」と「生活者」への洞察力を起点として、独自のマーケティング視点を対外的に発表していきます。

新しくなった都市生活研究所は、どんな進化を目指すのか

都市と生活者の潮流から、既に起こった未来への変化を知覚・分析する研究を行う「都市インサイト研究ルーム」。都市生活者トライブ(群)の変化を捉えた新たな兆し・行動変化の発見などから都市と生活者の未来を提示する「生活者フォーサイト研究ルーム」。
この2つのルームで構成される都市生活研究所は、互いに影響を与え常に変化を続ける「都市」と「生活者」に対する洞察力を起点とすることで、大きな変革期にある都市と都市生活者の未来を拓くヒントを探していきます。

新生・都市生活研究所が推進する「都市」と「生活者」視点のユニークネスとは

今、人口減少や高齢化、若者の消費意欲の減少など、社会ではネガティブな要因がさまざま挙げられています。日本は岐路に立っています。働く場に対する考え方が大きく変わり、消費のスタイルも変化しています。2020年以降を見据えれば、東京に新たな魅力をつくっていくことが大きな課題となるはずです。

現在、世界規模で都市化が進行し、国連では、2050年には世界人口の3分の2にあたる64億人が都市に住むと推定しています。しかし都市は常に同じではありません。常に代謝を繰り返し、変化し続ける生命体のような都市と、その変化の中で暮らす都市生活者、両方に注目し、未来へのヒントを探求していきます。さまざまな意味で分岐点にいる今こそ、私たちの知見や経験、この視点が活かされると考えます。

今後の研究発表について

こうした私たちの視点を、今後さまざまな形で発信していく予定です。
この度、来る12月12日には「YOMIKO都市生活研究所フォーラム2019」を開催します。当フォーラムでは、都市の潮流や都市生活者の意識や価値観、行動についての調査結果等を紹介します。「都市」と「生活者」を見つめてきた私たちの視点に、ぜひ今後のビジネスのカギを見つけていただきたい。そう私たちは願っています。

都市生活研究所
所長 水本宏毅

THE FUTURE IS ALREADY THERE IN THE CITY.