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Cross Talk | キャリアアップローテーション経験者

キャリアアップローテーションはやりたいことを考えるきっかけであり、経験を活かして飛躍するチャンス。

クリエイティブ

Kobe Takuya

Q

これまでの担当業務について
教えてください。

  1. 河邊

    入社後の3年間は営業として勤務しました。ビールメーカーメインに、他にも多数のクライアントを担当していました。チームとして向き合う案件から、自分ひとりで動かす案件まで経験し、幅広い立ち回り方を学べたと思います。仕事相手にリスペクトを持ち、相手のことを考えてコミュニケーションを取ることを学んだ3年間でした。
    4年目はキャリアアップローテーションでデジタル戦略デザイン部に異動し、マーケティング領域に携わるようになりました。戦略や大方針を策定する経験と、それに伴う責任、そしてアイデアを生業にする職業ならではの“考え抜くことの大切さ”を知った1年でした。
    5年目に次世代コミュニケーション開発部へ異動し、世の中に露出する表現部分に携わるようになりました。イメージを具体化する難しさや、細部までこだわりぬくことの大切さを学んだと思います。

  2. 坂本

    私の初期配属は関西支社の営業でした。YOMIKOの得意領域である分譲マンションの販促から企業の新規事業や大学のVISION策定のコンサルティング業務など幅広い領域に関わることができました。関西支社は人数が少ないこともあり、自分にかかる裁量が大きかった気がします。新人としては大変な時もありましたが、矢面に立ってクライアントのために主体的に物事を動かなければいけない経験は、その後の業務でも活きていると思います。
    3年営業職を経験し、キャリアアップローテーションで本社のメディアプランニングに異動しました。それ以降は博報堂DYメディアパートナーズと協業しながら、クライアント課題にどうメディアで答えるかということを担当しています。

Q

キャリアアップローテーションの
異動を経て
変わった意識について
教えてください。

  1. 河邊

    関わる相手や世の中にどうしたら価値をもたらすことができるかを考えるようになりましたね。営業からスタッフに異動し、自分自身の存在価値をより強く意識するようになったのかもしれません。自分自身が出せるベストを考え抜いて、理想とするアウトプットのイメージを強く持ち、世の中がより良くなるものを残せるようにという意識が強くなりました。

  2. 坂本

    私も職種の違いによって、より専門家としての意見や考えを述べることを求められるようになり、これまで以上に自分の能力・スキルと向き合うようになりました。ただそれ以上に年次が上がり、年下のチームメンバーと一緒に動くことが多くなるので、そのことによる意識の変化の方が自分にとっては大きい気がします。自分がいい見本になれるのか、自分自身が誰よりも新しいことを学び、トップラインを上げられるよう、日々試行錯誤しながら業務に取り組んでいます。
    また、変わったことというより、より意識するようになったことでいうと、営業という役割をスタッフとして俯瞰して見られるようになったことで、自分がどう動けばチームに貢献できるか、予算をどう動かすべきか、営業を経験したからこそわかることをより一層自分事化して改めて意識できるようになったと思います。この点では、意識が変わったというより、異なる職種を経験することで意識が強まった点かなと思います。

Q

異動当時の想いや希望との
相違があれば
教えてください。

  1. 坂本

    正直なところ、メディアプランニングへの異動は全く希望もしていなければ、予想もしていませんでした。自分はもともとマーケ職に興味があったので、希望通りではありません。ただ営業の3年間は自分にとって、入社前には想像もしていなかった発見ばかりでしたし、それを経験してある程度の手ごたえも感じていたので、キャリアアップローテーションの異動は希望と違っていてもネガティブな感情はありませんでした。むしろ営業として得られた業務経験を、どう生かせば期待に応えられるのだろうということを考えていました。

  2. 河邊

    私は100%希望していた部署への異動でした。会社のさまざまな部署を見渡して、仕事内容やそこで働く先輩の姿、業務エリア周辺の空気感、自分自身に足りていなくて今後必要になるであろうスキル、全てを考慮して異動希望を出していました。異動したい理由も強く述べていたと思います。

Q

あなたの逆転劇はなんですか?

  1. 河邊

    年々仕事が楽しくなっているので、そういう意味では長い目でゆっくり逆転しているのかもしれません。自分がメインで仕事に関わることも多くなり、裁量と責任と達成感が増しているからだと思います。

  2. 坂本

    強いて言えばキャリアアップローテーションの結果もその一つかも。職種そのものの希望は通っていませんが、今の自分の仕事にはとても満足しています。楽観的なのかもしれませんが。
    メディアプランナーとして新しい知識、スキル、経験が得られたこともそうですし、今は上司の理解もあり、かなり自由に領域を広げてチャレンジさせてもらっています。メディアプランナーとしての業務にとどまらず、マーケ領域まで一緒に取り組んだりと、もともと自分がやりたかったことにも挑戦できています。一瞬、回り道に感じることもありますが、結果としてやりたいことができているため、キャリアとしては今のところ良かったのかなと思えています。

メディアプランニング

Sakamoto Hiroki

Q

キャリアアップローテーションの
メリット・デメリットを
教えてください。

  1. 河邊

    メリットは自分のやりたいことを考えるきっかけになることと、望んだ仕事ができる環境に近づけることだと思います。デメリットはキャリアアップローテーションがあるので新卒入社後からは3年以上同じクライアントや業務に携われないことと、必ずしも望んだ場所に行けるわけではないことですかね。

  2. 坂本

    自分にとっては今のところメリットが大きいなと感じています。自分が営業で培ってきたことが、職種が変わった今、活きていると感じるからです。ただ人によりますが、自分はどちらかというと、あまり何かで突き抜けて存在価値を発揮できるようなタイプではないと自分のことを思っていて、器用貧乏というか、幅広く経験して、そのことを多方面に転用することで自分が役に立てる方法を探しています。突き抜けたい何かがあったり、どうしてもやりたい強い想いがあれば、その時は一つの領域で自分自身を磨いていくのもとても良いと思います。そういう人にとってはデメリットになってしまうケースもあるのかもしれません。

Q

キャリアアップローテーション後の
苦労はありましたか?

  1. 河邊

    今までと全く違うスキルを得ないといけなかったので、先輩の見様見真似や独学で知識を身につけていったことかなと思います。キャリアアップローテーション後の教育制度がそこまで整っていないことにも苦労しました。ポジティブに捉えれば、自由に挑戦できる環境だったということになりますが。

  2. 坂本

    メディアプランナーは最初TVCMをどういうふうに使っていくかを考えるところから学び始めますが、ここまで幅広くとは言いつつ、TVCMだけはほとんど経験してこなかった領域だったので、まったくなじみのない言葉、ロジックを1から学びながら業務を進めることに苦労しました。また慣れない本社で働くことには少なからずプレッシャーは感じていたと思います。半年経過した頃から仕事も慣れ始め、今は楽しく仕事ができています。

Q

今後のキャリアビジョンについて
教えてください。

  1. 坂本

    ここまでいろいろな経験ができたおかげか、今はかなり領域を広く様々なことに関わることができています。これだけセクショナリズムなく越境して関わることができるのは、YOMIKO文化の特徴だと思いますが、そういった環境も享受して、より一層自分の領域を増やしていきたいと思います。具体的には、メディアを起点にしつつ、マーケティングやクリエイティブのことも考えられる(自分で全部できなくても、そのスペシャリストとスムーズに協業できる)ようになりたいと思っています。そうすることで、クライアントにとって自分が力になれることが増えていく。大変なことも増えると思いますが、その分楽しいことも経験できると信じています。

  2. 河邊

    20代のうちは領域やジャンルに捉われることなく、世の中に価値を残せるようなクリエイティブ領域に携わりたいと思っています。自分が心の底からいいと思えるものを残せていける人になりたいです。30代になってからは、それまでの経験を踏まえてあらためて考えたいと思っています。

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